予想シリーズ!バイステックの7原則 第37回国試新情報!国試対策 №44
2025/03/25
福祉教育カレッジです。
今週は、「ソーシャルワークの理論と方法」から、予想シリーズをお届けします。
対人援助職に就く人にとっての基礎の基礎、「バイステックの7原則」を取り上げます。
ソーシャルワーカーのとるべき態度や倫理を示す、
あるいは専門職としての技法という側面もありますね。
国試では一般問題でも、事例問題でも問われることがありますので、
改めて国試前に、ここに立ち返っておきましょう。
①個別化
②意図的な感情表出
③統制された情緒関与
④受容
⑤非審判的態度
⑥自己決定
⑦秘密保持
この7つでしたね。
シンプルな原則ですが、この中では②意図的な感情表出 ③統制された情緒関与
が少しとらえづらく混同しやすいです。
②意図的な感情表出は、ネガティブな感情も含めて、
クライエントがあらゆる感情を表出できるように関わっていくことを指します。
クライエントに感情を表出してもらうことで、クライエント自身の解放や、
自分をもっと客観的に見られるようになるための手助けを行っていくということです。
③統制的な情緒関与は、援助者自身が自分を観察し、
自分の感情を把握し(「自己覚知」ともつながりますね)、
クライエントに対してはコントロールされた感情表現を行うことを指します。
第34回国試では、このように出題されました。
【第34回問題116】
バイステック(Biestek, F.)の援助関係の原則に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 意図的な感情表出の原則とは、クライエントのありのままの感情を大切にし、その表出を促すことである。
2 統制された情緒的関与の原則とは、クライエント自身が自らの情緒的混乱をコントロールできるようにすることである。
3 個別化の原則とは、他のクライエントと比較しながら、クライエントの置かれている状況を理解することである。
4 受容の原則とは、ソーシャルワーカーがクライエントに受け入れてもらえるように、誠実に働き掛けることである。
5 非審判的態度の原則とは、判断能力が不十分なクライエントを非難することなく、ソーシャルワーカーがクライエントの代わりに意思決定を行うことである。
1 ○
2 クライエント自らが感情をコントロールするのではなく、ソーシャルワーカーがコントロールされた感情表現をします。
3 他のクライエントと比較する点が誤り。比較せず、1人の個人としてその人自身や置かれている状況を捉えます。
4 ソーシャルワーカーがクライエントをありのまま受け入れることです。
5 クライエントの代わりに意思決定をするのが誤り。クライエントが陥っている困難に対して、審判したり非難しないことを指します。
7つ全て大事なところですので、どれが出題されても良いように
きちんと意味をとらえられているか、
改めて確認してみてくださいね。
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