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「Base Camp」№14

      2024/09/25

いつも国家試験出題基準の新ワードをご紹介していますが、
今週は、少し前に取り上げた新ワードに再度スポットを当てたメルマガです!
2週間前に「ピアサポーター」を取り上げたのを覚えていらっしゃるでしょうか。
障害福祉などの分野で、当事者が同じ悩みや苦労を持つ当事者を支援していくことがピアサポートですが、「これぞピアサポート!」という取り組みと、それを支える方々との出会いについてご紹介します。
「Base Camp」は、特定非営利活動法人 BASE(代表理事:中島裕子さん)が運営する就労継続支援B型の事業所です。
皆さん、就労継続支援B型とはどんなサービスでしたか?
訓練等給付の1つでしたね。
害を持つ方々に対して、雇用契約を結ばずに生産活動の機会提供や就労訓練を行っています。
就労支援系のサービスでは、利用の実人員が最も多いサービスです。
「Base Camp」では、主に精神障害を持つ利用者さんが活動しています。
それぞれの抱える病気や苦労のわかちあいを、演劇やラップなどの表現を通して行うことがその活動の特徴です。
入院中の障害者の方々を訪問して(アウトリーチですね!)、
退院準備プログラムとして様々な表現によるメッセージを届け、
当事者の体験を共有したり、地域生活への不安に寄り添って励ましたりといった支援を行うなどの取り組みも行っています。
当事者の方々にお話を伺うと、演劇などの表現を見てもらうことで「誰にも話せなかった自分の病気や、日常困っていることなどを、いろいろな人に理解してもらえるのが嬉しい」と仰っていました。自分自身の病気のことをラップにのせてスラスラと表現する様子に私自身も励まれているような感覚を覚えました。
運営には看護師、精神保健福祉士、社会福祉士などが携わっています。
このような活動が、別の当事者をもエンパワメントすることにつながるのは、
まさにピアサポートの一つの素敵な形であると感じ、ご紹介しました。
※「就労継続支援B型Base Camp」 https://base.or.jp/

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