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M3 Education 看護商品企画

裁量大きく自由。最高の環境で「会社の代名詞となるキラーコンテンツ」を作りたい

インタビュイー: 看護事業本部看護制作グループ 斎藤勇紀

すべての医療従事者に“最高の学習体験”を提供する。エムスリーエデュケーションの理念を実現するために欠かせない「教材」は、どのように作られているのか。看護学生向けの教材制作を担当する看護事業本部看護制作グループ 斎藤勇紀に当社での編集業務の魅力や働き方、目指している姿について語ってもらった。

書籍、動画、Web―多様な媒体で本質的な価値をゼロから創造できる

前職では看護・医療関係の出版社で紙の雑誌の編集をしていました。エムスリーエデュケーションに入社してからは、紙の書籍や講義で使用する教材の企画から編集まで制作業務全般を担当しています。

前職時代から、医療の最前線で活躍している看護師の方々向けに情報を届けることにやりがいを感じていました。社会にとって欠かせない医療に貢献できる仕事に携われること自体が、私にとって大きなモチベーションです。

当社に参画してからは、届け先が現役の方ではなく、未来の看護師という部分こそ変わりましたが、紙以外にも動画やWebなど媒体の幅が広がり、さらにやりがいを感じています。また前職の経験やスキルをもっと広い領域で生かせている実感もあります。

仕事の進め方も変わりました。これまでの雑誌の編集であれば、決められた期間と誌面の中で何をするかを考えることがメインでしたが、今はそのような制約がないので、何が看護の学生のためになる教材なのか、その原点から考えることに多くの時間を割けるようになりました。

この点については、楽しさと難しさの両面があります。例えば、すでにある企画のマイナーチェンジであれば、これまでの実績からある程度の売上予測を立てることができますが、前例のない企画だとそのやり方が通用しません。

もちろん、新しい企画を進めるときは、リサーチをしてある程度の売上予測を立てますが、実際には、世に出してみて初めて結果がわかることが多いです。「喉が乾いている人が多そうだから水を売ればいい」と思って水を売ってみたけど、実は「飲むタイミングがないから買っていないだけだった」みたいなこともあります。
このように、出してみないとわからないことはたくさんあります。

コンテンツごとにそれを使う人たちにどうすれば役に立てるのかを考えながら作っていくのは楽しい作業です。最近は研修医の方々向けの教材の制作にも企画から入らせてもらっています。
看護学生と研修医では、同じ病気を扱うにしても必要な知識の内容や伝え方が変わります。様々な方向から医療を見るのが楽しいですし、視野が広がりましたね。

フルフレックスで「頭が冴える時間に好きなだけ企画を練れる」ことの充実感

月並みですが、手掛けた教材を使ってくれた学生さんや一緒に作った先生方から良いリアクションが返ってきたとき以上に嬉しいことはありません。

最近、入学したばかりの看護学生向けのドリルを企画から担当しました。看護の本格的な勉強に入る前に身につけておいた方がいい漢字や理科の知識があるので、高校の範囲の復習的な内容を取り入れたり、看護の専門的な知識を要さない内容にしつつ、ゴールである国試を題材に勉強できるよう工夫しました。

看護学生として過ごすのは専門学校で3年、看護大学で4年と、国試までに長い期間があります。多くの教材は学生の集大成である国試対策用になっていますが、長い学生期間をもっと有意義に過ごすためのコンテンツがあった方がいいという思いから、このようなドリルを企画しました。

実際に教材を使ってくれた看護学生からは、この部分が役に立った、もう少しこういう情報を入れてほしいなどの声をいただいています。売れるものを作りたいというのは大前提ですが、そういった反応があるからこそまた次の企画に繋がっていくのも、この仕事の面白さですね。

働き方としては、前職は出社で固定時間の勤務が基本でしたが、今はフルフレックスです。ご飯を食べるなどのちょっとした時間も楽しく過ごせ、調子がいい時間帯に働けるなど、ストレスが全くないのもあって、プライベート含めて生活が充実しています。ただ、それが体重にも表れてしまって……入社してから10キロぐらい太りました(笑)。

大まかな1日のスケジュールは、10時くらいに始業してメールチェックと返信をこなし、午前中の残り時間は編集業務や企画書作成など、頭の中のものを書き出す作業に充てています。

午後の時間帯は残っている業務や、資料の読み込みを行います。新しい企画のネタになりそうなことや、取り組んでいる業務の課題に対してその解決につながりそうなものを調べるなど、リサーチ業務が主になります。

夜もリサーチした内容を元に思考を巡らせて新しい企画が何かできないかなど考えていることが多いですね。企画が半分趣味みたいなところもあり、全く苦にはしていません。

夜に考えたことを朝改めて企画書に書き出す、一度寝かせてアウトプットする、というサイクルをずっと回している感覚です。

土日は基本的に休みですが、調べ物が趣味なので、気付けば仕事につながるようなリサーチをしたり、医療関係者のYouTubeを観たりしていますね。現役の医師の先生とお仕事をしているので、先生方の都合が土日の方が良ければ、そこで収録や生配信の講義をすることもあります。土日勤務の場合は後日代休を取ります。

社内連携としては、営業から制作物に関する反響を教えてもらったり、逆に制作した教材に関して「こういう売り方をしてほしい」と要望を伝えたり、日頃からコミュニケーションを取っています。営業が先生に会いに行く際には、便乗させてもらうこともあります。

「これができるといいよね」から着想を得て、組織のコアとなる強い教材を作る

働き方や業務の進め方など、仕事の裁量は大きく、よく言えば自由ですが、反対に足りなかった分は自分に跳ね返ってきます。
ですのでこの仕事に向いているのは、自分で新しいことを考え、作ることを面白いと思える人でしょうか。

新しいことをやるのは困難も多いですが「できるできない」は後の話。
「これをやると大変だからできない」という思考になってしまうと「何にもやらない方がいい」という結論にしかなりません。「これができるといいよね」というポジティブな思考がベースにある人の方が向いている仕事だと思います。

教材やサービスを作る人は特に「できなさそうなことを実現するためには、どうすればいいのか」を考えられることが大切だと思います。僕自身も思いついたアイデアを楽しそうに話せる人と働きたいですね。

今後は、新しい企画をもっと色々と仕掛けていきたいと思っています。今あるものだけで十分な貢献ができているとは思いませんし、新しいものを生み出し続ける良いサイクルを回すには、コアとなるものが必要です。個人としてのわかりやすい成果としても、まずは「エムスリーエデュケーションといえばこれだよね」といってもらえる強いコンテンツを生み出したいです。

(プロフィール)
斎藤勇紀
看護事業本部看護制作グループ
新卒で看護学書の出版社に入社。編集部に配属となり企画・編集業務を経験。2021年にエムスリーエデュケーションに入社し,書籍の制作および看護領域の講義資料制作などに従事。2022年より看護事業本部にて商品企画・制作を担当。

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