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Interview

Interview: 小薗井 茜 さん (テキスト制作スタッフ)

教材の根幹であるテキスト制作における挑戦

Profile:

小薗井 茜 さん (テキスト制作スタッフ)
非医療系大学を卒業後,趣味系雑誌の編集者として働く。企画から取材,撮影,執筆幅広く担当し,編集としてのマルチなスキルを身に着ける。雑誌社退職後はイギリスに渡り,語学力と臨機応変な対応力を磨いた。帰国後M3Eにテキスト・参考書の編集者として入社。現在は医学生向け国試対策教材の制作に携わっている。

M3 Educationでは、運営する予備校で使用する教材や参考書を自社で制作している。その編集に携わる小薗井 茜さんは、元雑誌編集者。
以前の仕事にはない、医療系学習教材を扱う面白みややりがいを語ってもらった。

社会の役に立ちたいという思いから転職を決意

M3 Educationに入社するまで、私はずっと雑誌の編集に携わっていました。とても楽しく、充実した日々を送っていたのですが、あるとき「今私がやっていることは,直接社会の役に立っているのだろうか?」という思いが膨らんできたんです。そのため、転職の際は「社会の役に立っていると自覚が持てる仕事をしよう」と決めていました。

そんなときに出会ったのが、M3 Education。社会の役に立っているのが実感できること、それから、現役医師が持っている一番新しい知識をテキスト化して次の世代に伝えられるということに,とても魅力を感じたんです。

今は予備校で使う学生向けのテキストや問題集、看護学生を対象にした参考書の制作を行っていますが、『医師の先生方と学生さんを本を通してつなげられてる。今直接社会の役に立ってる!』という実感があって、とても満足しています。

多岐にわたるやりがいと面白さがこの仕事にはある

雑誌の編集をしていたころは、自分で原稿を書いたり写真を撮ったりすることもありました。一方、問題集や参考書は医師が作った問題と解説を基に作っていくので、前職に比べたらクリエイティブな面白さというのは劣るかもしれません。でも、今の仕事は今の仕事で、また違ったやりがいがあるんですよ。

例えば、先生からいただいた文章を見て、もう少し詳しく解説したほうがいいのではないかと相談したり、文章よりも図解やイラストにしたほうがわかりやすいと思ったところは提案したり。デザインも、私の場合はまったく違うジャンルの本や参考書を見て、要素を活かすようにしています。

そうして完成した本を手にしたときは、やっぱり達成感がありますね。実際にそれを使った学生さんに「使いやすかった」「わかりやすかった」と言ってもらえると、私が作ったものがちゃんと学生さんに届いているんだな、ヤッター! みたいな気持ちになります(笑)。

そう思うと、この仕事には先生方とやりとりをする制作段階、本が完成して学生さんの手に渡ったときと、2段階の楽しさがありますね。

学生が自然と手にする教材になるのが理想

医療系の参考書などを扱う会社というと、昔から変わらない古き良き仕事ができると思う方も多いと思います。でも、そういうイメージで来るとビックリするかもしれません。何を隠そう、私自身がそうだったので(笑)。

人間の身体の構造は変わらないから、本の中身もそれほど変わらないだろうと思っていたら大間違い。身体は変わらなくても、医療の技術は日々進化しています。その最前線にいる医師たちと直接お話ができるので、刺激が多いですし、自ら学ぶ必要もあります。それをポジティブに受け止められる方なら、この仕事を楽しめると思います。

とはいえ、私たちが伝えたいことの根幹は変わりません。そこは大切にしつつ、現役世代の感覚も取り入れて改善していく。どうしたら解きやすくなるか、どうすれば伝わりやすいのか、嫌にならずに勉強するには? 使いやすい教材になるように、ときには他部署の方とも相談しながら工夫を重ねています。私たちが扱っているのは、“本”ではなく“知識”なんですよね。だから、今後は電子書籍やオンライン学習サービスにも挑戦できたらと考えています。

これからも、より良いものを作っていくために自身のスキルを高めていきたいと思っています。でも、完成した本に私の努力が見えなくてもいいんです。それよりも、学生のみなさんが勉強しようと思ったとき、自然とM3 Educationのテキストを手にしている――そんな存在を目指したいです。

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