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『みるみるナーシング』シリーズ
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みるみるナーシング 精神看護(第5版)

新ガイドラインに対応。 色々な「みる」を通して精神看護の基本がわかる! 重要既出問題で実力チェック!

みるみるナーシング 精神看護(第5版)

販売中
   紙書籍 
山城久典(前東邦大学看護学部看護学科准教授)編著
A5判,308頁,2色刷
2016/08/24発行
¥1,980(本体¥1,800+税¥180)
ISBN 978-4-86399-368-6
看護国試ガイドラインに完全準拠,新項目もプラスした大幅改訂!
“精神看護”がハンディサイズでさらに身近に!
わかりやすさを重視,重要ポイントを極限まで厳選!
イラストで精神疾患の特徴がひと目でわかる!
国試既出問題で学習レベルと弱点をセルフチェック!

はじめに
厚生労働省による平成26年版保健師助産師看護師国家試験出題基準には,精神看護学の目標が次のように提示されています。

目標Ⅰ.精神の健康と保持・増進に向けた看護について基本的な理解を問う。
目標Ⅱ.精神看護の基盤となる援助について基本的な理解を問う。
目標Ⅲ.精神疾患をもつ人の生物・心理・社会的側面への看護について基本的な理解を問う。
目標Ⅳ.精神疾患をもつ人の人権と安全を守り,回復を支援する看護について基本的な理解を問う。

 今回の第5版の改訂では,この4つの目標の中で示された各項目にあてはまる問題を解くために必要な基礎知識を整理しました。また,精神看護学を学ぶ学生から,精神症状や具体的な看護場面がイメージできないという声を聞くことがありますが,本書ではイラストを加え,解答を得るための必要なポイントをわかりやすく示しました。

 近年,精神保健医療福祉の分野ではさまざまな法律が制定されてきました。障害者自立支援法は改正により平成25年から障害者総合支援法とされ,平成26年からは改正精神保健福祉法が施行されました。最近の出題傾向として,これらの法律に関連する問題も目立つようになりました。今後も,精神看護学を取り巻く社会の動きに注意しながら学習を進めていくことをお勧めします。

 精神看護学で得られた知識は,精神科臨床の場だけではなく他の領域の看護場面でも役立ちます。本書を用いた国家試験対策の学習が将来の看護実践に活かされることを期待しています。

2016年8月  
著者  

目次
第1章 精神の健康
1 精神の構造
2 精神の機能と障害
3 危機〈クライシス〉と発達課題
4 災害と精神看護

第2章 精神看護の基本概念
1 生物学的側面
2 心理学的側面
3 リエゾン精神看護

第3章 看護援助技法
1 精神症状のアセスメント
2 精神状態・問題行動と看護援助方法

第4章 精神科治療と看護
1 統合失調症
2 気分〈感情〉障害
3 神経症性障害
 ◎恐怖症
 ◎不安神経症・パニック障害
 ◎強迫性障害
 ◎心気障害
 ◎解離性〈転換性〉障害
4 摂食障害
 ◎神経性食思〈欲〉不振症
 ◎神経性過食症
5 睡眠障害
 ◎不 眠
 ◎過 眠
6 パーソナリティ障害
 ◎境界性パーソナリティ障害
7 アルコール関連障害
8 薬物依存症
9 ストレス関連障害
 ◎PTSD
 ◎適応障害
10 認知症
 ◎アルツハイマー型認知証
 ◎脳血管性認知症
 ◎ピック病
 ◎クロイツフェルト・ヤコブ病
11 器質性精神障害
12 症状性精神障害
 ◎ICU症候群
13 てんかん
14 心身症
15 小児精神疾患
 ◎精神遅滞
 ◎自閉症
 ◎多動性障害
 ◎チック
16 身体療法
17 精神療法
18 活動療法,リハビリテーション療法
19 治療環境

第5章 安全な治療環境の提供と人権擁護
1 患者の権利擁護
2 リスクマネジメント

第6章 精神保健医療福祉の歴史と法制度
1 精神保健医療福祉の歴史と法制度
2 入院の形態

第7章 精神障害者のリハビリテーション
1 社会復帰・社会参加の基本
2 社会資源の活用と調整

●用語解説

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