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『チャート医師国試対策』シリーズ
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チャート 10 小児科(第4版)

みやすい,わかりやすい! 大好評シリーズの改訂版。国試頻出事項を網羅した1冊!

チャート 10 小児科(第4版)

品切れ
井田博幸(東京慈恵会医科大学小児科学講座教授)著
B5判,424頁,2色刷
2006/11/16発行
¥4,400(本体¥4,000+税¥400)
ISBN 978-4-87211-762-2
膨大な小児科領域を国試対策という視点から大胆に整理。簡潔かつ明快な解説で,短時間での最大の習得を助ける一冊。
必須項目に絞り込んだ本文,理解を助けるNOTE,ポイントの確認に役立つCHARTで構成。本文では具体的な症例を例示して,国試臨床問題対策に直結した学習を可能とした。
ポイントの理解と記憶を助けるイラスト,写真,図表を多用。
重要な部分は青字,アミカケで強調し,要点をとらえやすい構成とした。
今回の改訂では,具体的な症例とその解説を大幅に追加するとともに,近年の国試出題傾向に沿って,Cushing症候群,不整脈,無呼吸発作,ADHD等の新しい項目の拡充を図った。
    [正誤情報]

はじめに
 本書は『医学生が小児科の総合試験,そして国家試験に合格するためのノウハウを勉強できる』というコンセプトで作成された参考書です。
 小児科というのは“小児の内科の診断・治療学”なので,これをすべてマスターすることは勉強量が絶対的に多い現代の医学生には至難のワザです。しかし,試験に合格するための小児科の知識というと少し話は違います。すなわち,この場合は小児科領域の頻出項目と試験の傾向をマスターすればよい訳です。それでは小児科頻出項目は何かというと,1)小児の成長・発達,2)小児保健・栄養,3)小児特有の疾患の3つに集約されます。さらに国家試験の傾向はというと,1)病態生理を基礎においた問題,2)より実地的な臨床的知識を問う問題といえるのではないでしょうか。従来の参考書にありがちの,実地体験の少ない,記憶事項の多い,概念的な記述に起因する詰め込み主義のあやふやな記憶ではとても合格はおぼつきません。従って,本書ではこれらを改善するため,以下のような工夫をしました。

1.かなり大胆に小児科特有の疾患のみに絞り込み,必要事項に重要項目を列記することによって記憶事項を減少させた。
2.文字による概念的記載は記憶しにくいので,イラストを多用し,イメージで記憶できるようにした。
3.「∴」で結論を出したり,「∵」で理由を説明したり,「NOTE」で病態生理を解説することによって,しっかりとした理解を得るようにした。
4.重要疾患については国家試験の既出問題を中心として典型的なケースを挙げ,問診,診察,検査,治療のポイントをまとめて,より実際の臨床の場面に即した形にした。

 以上のように,本書のみを勉強しただけでは 100 点は取れないかも知れませんが,少なくとも 70 点以上は獲得できるものと信じています。学生諸君の期待に沿えるよう努力したつもりですが,まだまだ本書には改善の余地があるものと思われます。本書を御一読いただいたうえで御意見がありましたら,ぜひお寄せいただければ幸いです。なお,今回の改訂では過去の国家試験問題を検討し,漏れがあった部分を補充いたしました。
 最後に,すべての医学生が本書から小児科のエッセンスを学ぶことができ,その結果,すべての医学生が小児科の試験に合格できることを願っています。

2006年11月 著者

目次
I 小児科学総論
1 成長と発達
  1. 発育の一般原則
  2. 発育に関係する因子
  3. 身体発育
  4. 精神運動発達
  5. 反射の発達
  6. 臓器の発達
  7. 二次性徴
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2 栄 養
  1. 母乳栄養
  2. 離乳
  3. ビタミン
  4. 微量元素
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3 小児保健
  1. 予防接種
  2. 乳幼児健診
  3. マススクリーニング
  4. 学校保健
  5. 小児保健統計
  6. 乳幼児突然死症候群
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4 小児診断・治療総論
  1. 問診
  2. 診断
  3. 主要症候と疾患
  4. 治療総論
  5. 心肺蘇生
  6. 診断・治療手技
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II 小児科学各論
5 救急疾患と対応
  1. 脱水
  2. 気管支異物
  3. 消化管異物
  4. 食中毒
  5. 誤飲による中毒
  6. その他の小児科領域で救急処置を要する疾患および症状
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6 先天異常
  1. 先天異常の分類
  2. 遺伝形式と疾患
  3. 染色体異常症
  4. 外因による異常
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7 先天性代謝異常症
 総 論
  1. 分類と疾患
  2. 疾患と症状
  3. 疾患と検査所見
 各 論
  1. アミノ酸代謝異常症
  2. 糖代謝異常症
  3. リピドーシス(脂質蓄積症)
  4. ムコ多糖症
  5. 核酸代謝異常症:Lesch-Nyhan 症候群
  6. 銅代謝異常症:Wilson 病
  7. ビリルビン代謝異常症
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8 代謝・内分泌疾患
 総 論
  1. 主要症候と疾患
 各 論
  1. 1型糖尿病
  2. クレチン症(先天性甲状腺機能低下症)
  3. 先天性副腎皮質過形成症
  4. 思春期早発症(性早熟症)
  5. 下垂体性小人症
  6. 尿崩症
  7. アセトン血性嘔吐症(周期性嘔吐症)
  8. 後天性甲状腺機能低下症
  9. Cushing 症候群
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9 新生児疾患
 総 論
  1. 定義と分類
  2. 生理と機能
  3. 主要症候と疾患
  4. 新生児のルーチンケア
  5. ハイリスク児
 各 論
  1. 新生児仮死
  2. 無呼吸発作
  3. 一過性多呼吸
  4. 呼吸窮迫症候群
  5. 胎便吸引症候群
  6. 新生児の慢性肺疾患
  7. 新生児溶血性貧血
  8. 核黄疸
  9. 先天性食道閉鎖症
  10. 先天性十二指腸閉鎖症・先天性小腸閉鎖症
  11. 新生児胃破裂・胃穿孔
  12. 鎖肛
  13. 新生児メレナ
  14. 横隔膜ヘルニア
  15. 新生児敗血症・髄膜炎
  16. 分娩外傷
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10 呼吸器疾患
  1. クループ症候群
  2. 急性細気管支炎
  3. 肺炎
  4. 縦隔腫瘍
  5. 先天性喘鳴
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11 循環器疾患
 総 論
  1. 心雑音/心音
  2. 胸部X線
  3. 心電図
  4. 心臓カテーテル所見
  5. 心不全
  6. チアノーゼ
  7. 小児心疾患の治療
 各 論
  1. 心房中隔欠損症
  2. 心内膜床欠損症
  3. 心室中隔欠損症
  4. 動脈管開存症
  5. Fallot 四徴症
  6. 完全大血管転位症
  7. 感染性心内膜炎
  8. 起立性調節障害(起立性低血圧)
  9. その他の心疾患
  10. 不整脈
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12 消化管・肝・胆道疾患
  1. 乳児下痢症
  2. 肥厚性幽門狭窄症
  3. Hirschsprung 病
  4. 腸重積症
  5. 急性虫垂炎
  6. Meckel 憩室
  7. 先天性胆道閉鎖症
  8. 先天性胆道拡張症
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13 血液疾患
 赤血球系の異常
  1. 鉄欠乏性貧血
  2. 溶血性貧血
  3. 再生不良性貧血
  4. 遺伝性球状赤血球症
 白血球系の異常
  1. 急性白血病
  2. 慢性白血病
 出血性疾患
  1. 特発性血小板減少性紫斑病
  2. 血友病
  3. von Willebrand 病
  4. Kasabach-Merritt 症候群
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14 悪性腫瘍
 総 論
  1. 小児の悪性腫瘍の特徴
  2. 頻度
  3. 小児悪性腫瘍の成人との相異
  4. 腫瘍をきたしやすい疾患
  5. 腫瘍マーカー
  6. 腹部腫瘤の鑑別診断
 各 論
  1. 神経芽腫
  2. Wilms 腫瘍(腎芽腫)
  3. 肝芽腫
  4. 網膜芽細胞腫
  5. 悪性リンパ腫
  6. 奇形腫
  7. Langerhans 組織球症
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15 腎・泌尿器疾患
  1. 集団検尿(腎臓検診)
  2. 急性糸球体腎炎
  3. ネフローゼ症候群
   3-1リポイドネフローゼ(微小変化群)
   3-2膜性増殖性腎炎
  4. 溶血性尿毒症症候群
  5. 尿路感染症
  6. IgA 腎症
  7. Alport 症候群
  8. Fanconi 症候群
  9. 先天性水腎症
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16 神経疾患
  1. 熱性けいれん
  2. 欠神てんかん
  3. West 症候群・点頭てんかん
  4. Lennox-Gastaut 症候群
  5. Reye 症候群
  6. ヘルペス脳炎
  7. 神経・皮膚症候群
  8. 化膿性(細菌性)髄膜炎
  9. 無菌性(ウイルス性)髄膜炎
  10. もやもや病
  11. ミトコンドリア脳筋症
  12. 亜急性硬化性全脳炎
  13. Guillain-Barré 症候群
  14. 急性小脳失調症
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17 精神疾患
  1. 自閉症
  2. 注意欠陥多動性障害
  3. チック
  4. 被虐待児症候群
  5. 神経性食思不振症
  6.憤怒けいれん
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18 運動器疾患
  1. フロッピーインファント
  2. Werdnig-Hoffmann 病
  3. 進行性筋ジストロフィー(Duchenne 型)
  4. 重症筋無力症
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19 アレルギー疾患・膠原病
 総 論
  1. アレルギーの分類
  2. アレルゲンの検索法(I型)
 各 論
  1. 気管支喘息
  2. 若年性関節リウマチ
  3. リウマチ熱
  4. 川崎病
  5. アレルギー性紫斑病(血管性紫斑病,Schönlein-Henoch 紫斑病)
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20 免疫不全
 総 論
  1. 免疫系の成熟と欠損部位
  2. 免疫担当細胞と役割
  3. 免疫能に関する検査
  4. 各疾患と免疫能異常
 各 論
  1. 慢性肉芽腫症
  2. Chédiak-Higashi 症候群
  3. 無ガンマグロブリン血症(Bruton 型)
  4. DiGeorge 症候群
  5. 重症複合免疫不全症
  6. Wiskott-Aldrich 症候群
  7. 毛細血管拡張性失調症(Louis-Bar 症候群)
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21 感染症
 総 論
  1. 小児感染症の特徴
  2. 院内感染
  3. 感染症の診断/検査
  4. 感染経路と予防方法
  5. 感染症の治療
 各 論
  1. 麻疹
  2. 風疹
  3. 突発性発疹
  4. 伝染性紅斑
  5. 水痘
  6. 手足口病
  7. ヘルパンギーナ
  8. 流行性耳下腺炎(ムンプス)
  9. その他のウイルス感染症
  10. 百日咳
  11. 結核
  12. ブドウ球菌感染症
  13. A 群レンサ球菌感染症
  14. その他の細菌感染症
  15. 鵞口瘡
  16. ニューモシスチス肺炎
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