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がん治療認定医試験・がん関連試験対策 腫瘍学問題集(第10版)

日進月歩のがん診療トレンドをいち早くキャッチした本格的臨床腫瘍学問題集。がん治療認定医試験対策の決定版!

がん治療認定医試験・がん関連試験対策 腫瘍学問題集(第10版)

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井上大輔
B5判,592頁,2色刷
2024/07/23発行
¥8,800(本体¥8,000+税¥800)
ISBN 978-4-86399-583-3
最新の臨床腫瘍学全般に対応した問題集。がん治療認定医試験対策に必携の一冊
がん薬物療法専門医試験や,その他の各種腫瘍学関連試験の受験者にも活用していただける広範な掲載内容
過去に出題されたがん治療認定医試問題を参考にして作成された類題を多数掲載。オリジナル予想問題や医師国試改変問題と合わせて圧巻の718問
掲載内容を癌取扱い規約・治療ガイドラインの最新版に合わせて更新
「問題解説」および「まとめ」をがんの専門家たちが精査し反映
    [正誤情報]

はしがき
 本書はもともと,医師向けの腫瘍学関係の資格試験対策のために企画されたが,版を重ねるにつれ,最新のガイドラインに基づいた総合的な「腫瘍学問題集」になった。がん関連の資格試験の中でも「がん治療認定医試験」は我が国におけるがん医療水準の均てん化と向上のために17年前に開始され,臨床的な良問が多く,知識の整理・確認に最適なため,本書では初版からこの試験を主なターゲットとしてきた。しかし,最近は医師のみならず,薬剤師,看護師,医療関係の学生から,本書が以下の資格試験にも有益であったと聞くことができ,望外の喜びである。
・がん治療認定医試験
・がん薬物療法専門医試験
・内科専門医試験
・外科専門医試験
・がん専門薬剤師試験
・薬剤師国家試験
・認定看護師試験(がん化学療法,がん疼痛,緩和ケア)
・MR認定試験
・がん看護専門看護師試験
 腫瘍学(oncology)は日進月歩で,2018年にWHOのオピオイド使用の5原則が4原則になったり,2016年に膵がんのⅣa・ⅣbがⅣ期に統一されるなど,ガイドラインは頻回に改訂される。しかも,各臓器のがん治療ガイドラインの改訂の時期が異なるため,最新のデータを一冊にまとめるのはかなり難しい。このため第10版でも,日々,実地臨床にたずさわっている新進気鋭の先生方に加わっていただき,最新知識をさらに充実させることができた。
 本書を天国にいる私の両親,卯之助と幸代に捧げたい。

令和6年6月  
井上大輔  

目次
Part1 がん治療に求められる基盤的知識
 1-1 がんの生物学・分子生物学
 1-2 遺伝性腫瘍
 1-3 腫瘍免疫学
 1-4 がんの疫学・がん検診
 1-5 臨床研究と統計学
 1-6 病理学(分子病理学を含む)
 1-7 画像診断学
 1-8 外科治療学概論
 1-9 化学療法概論
 1-10 分子標的療法概論
 1-11 免疫療法概論
 1-12 放射線療法概論
 1-13 緩和医療概論
 1-14 精神腫瘍学(サイコオンコロジー)
 1-15 がん救急
 1-16 がんの診療と倫理

Part2 各種悪性疾患の診断と治療の基本原則
 2-1 脳腫瘍
 2-2 頭頸部がん
 2-3 食道がん
 2-4 胃がん
 2-5 大腸がん
 2-6 肝がん
 2-7 胆道がん・膵がん
 2-8 肺がん
 2-9 乳がん
 2-10 婦人科がん
 2-11 骨・軟部腫瘍
 2-12 泌尿器科腫瘍
 2-13 皮膚がん
 2-14 白血病
 2-15 悪性リンパ腫・多発性骨髄腫
 2-16 小児がん
 2-17 原発不明がん

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